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漫画家とりいかずよしさんが死去 [コミック・アニメ・本]

同年代の人で少年ジャンプの読者だった人なら知っていると思いますが、学校
で読むのを禁止とか、くだらないことを言われ始めた初期の作品だったことは
確実だった記憶があり、同級生(自他ともに認める秀才は除外ね)の間で人気
のあった「トイレット博士」の作者とりいかずよしさんが亡くなりました。

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始めに今日の社会ニュースを流し読みしていた時には、漫画家で愛知淑徳大学
教授も務めた鳥居一義さんが死去というタイトルを見て、愛知県ではお嬢様が
行く女子大学(昔の話ですよ、今は確か共学なので、どういう学生がいるのか
は全く分かりません)で教授をするような漫画家って誰なんだ?なんてことを
思いましたが、平仮名で「とりいかずよし」と書かれていると、あらま、あの
「トイレット博士」の作者が、随分とアカデミックな変身をしたんだね~、と
気付きました。ウンコネタ全開の漫画だったのにね。




「トイレット博士」が連載されていた頃は、永井豪さんの「ハレンチ学園」と
双璧をなすぐらいの下ネタの漫画だったような気がしますが、トイレット博士
が主に後ろ側(ウンコ、肛門)だったのに対して、ハレンチ学園の場合は前側
の(おっぱいとか、スカートめくりなどのエロス)作品に分けられたのかな。

見方はいろいろなので、そこはあまり深く追求しませんが、とにかくキンタマ
を逆読みしたマタンキが合言葉のメタクソ団(メンバーはMKというバッジを
持っていて、少年ジャンプの懸賞の賞品になったことがあるような気がします
が記憶が曖昧です)が「友情」「努力」「勝利」のために活動するという話が
メインで、タイトルのトイレット博士はあまり登場しませんでした。

秘技七年殺しという技を使い、敵の肛門から両手を突っ込んで中で指を開いて
「七」にすることで、敵が七年以内に死ぬという設定でした。

小学校の悪ガキどもの間で流行りましたが、私的には行動に移すまでの魅力は
感じていなかったので、やったことはありませんでしたが、いつも後方に人が
立つのを警戒していた覚えはあります。小学生なりに男子と女子では体の構造
が違うことを理解していたのかな?女子に仕掛けるバカはいませんでしたね。

1000万部も単行本が売れたという話は今回の死去の報道で初めて知りましたが
単純に10%の印税として、約3億5千万円ほどの資産になったのでしょうか。
今のようなメディアミックスの時代で、キャラクターグッズとかアニメ化とか
出来たら、大富豪になっていたかも知れませんが親類縁者でもない人の遺産を
計算したところで意味が無いので、これ以上は計算しません。

「トイレット博士」の頃は、地上波しかありませんからタイトルなどに制約が
ついてアニメ化が出来なかったみたいなので、今のようにCSとかNETFLIXが
あれば、アニメ化も出来たでしょうが、とりいかずよしさんは女子大の教授と
して漫画専攻の学生に指導していたのが幸せだったかもしれませんね。

子供の頃の日常に笑いと遊びのネタを提供してくれた、とりいかずよしさんの
ご冥福をお祈りします。


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