高知県の足摺岬沖で、海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」と香港船籍の貨物船
「オーシャン・アルテミス」が衝突し、そうりゅうの潜舵(潜水艦の船体中央
部分に出ている艦橋側面にある水中での操舵を行うための舵)と、通信装置が
損傷して潜水と通信が出来なくなりました。



以前、イージス艦と漁船が衝突した時のように、海上で目視が出来る状況での
衝突ではなく、海中から浮上する際に衝突しているので、潜水艦側に一方的に
責任があるのみならず、海上を進む船舶を把握できていなかったということは
相手側に攻撃の意志があれば、撃沈されていたということであり無防備な状態
で運用されていたということになります。