気象庁の長期予報では今年の冬は厳冬で雪も多めということになっています。
去年は暖冬でスキー場が営業できないほどだった上に、今年の夏も酷暑でした
が、一転して厳冬だと言われると、あんなに暑い夏の後で、そんなに寒い冬に
なるの?という感じでしたが、12月の中旬に北信越は大雪になりましたね。



予報が当たったということになりますが、気象庁が厳冬になると予測している
根拠は南米沖でラ・ニーニャ現象が発生しているからです。

チリ近海の海水温が平均値よりも高くなるのがエル・ニーニョであるのに対し
海水温が低くなるのがラ・ニーニャで、この現象によって偏西風が南側に蛇行
するために、シベリアからの寒気が日本の上空まで張り出しやすくなるために
九州までマイナスの寒気に覆われる割合が高まります。