身近に迫ってきた新型コロナ感染症

横浜港で客船ダイヤモンドプリンセスの内部で感染が拡大した頃は、水際作戦
で国内への流入は阻止するという話でしたが、客船の中ではゾーン分けも適当
だと感染症専門医に指摘されて、逆切れして医師を下船させるようなレベルの
感染症対策ですから、結局は市中感染が拡大し、現在は感染した後の医療体制
のひっ迫が差し迫った課題になっています。



とは言うものの、今月初旬までは、経済を回すために旅行は必要だと世間一般
の疑問視を無視して自民党の老いぼれ幹事長、二階俊博のご機嫌取りのために
始めた、GO TO travel事業の継続に固執していたために、勝負の三週間などと
大見得を切ったものの大惨敗で切腹物の感染拡大に至らしめたのが菅総理。

本来ならば自民党総裁として辞職を申し出るべきところですが、真剣に憂える
様子もありませんから、高齢者の医療費を浮かすために死者が出ることを黙認
というか、密かに推奨しているという噂は事実なのかも知れません。

大都市で感染拡大が続いているものの、地元では大阪のように人が集まるなと
いう時期にわざわざ住民投票をやるような愚か者の知事はいませんし、看護師
に雨合羽で感染症患者の看護をしろと言って怒鳴るようなパワハラ市長も存在
しないので、自分自身に迫りくる危機感みたいなものは感じていませんでした
が、これだけ感染者が増え続けていると、さすがに呑気な私でも、これは相当
拙いことになっているんじゃないですかね？と思います。

同じ職場の中で感染した人はいませんが、同じ会社の中で感染した人がいたり
近くの会社でも感染者が出たり（クラスター認定をされるような濃厚接触者は
出ていないので閉鎖になったりはし言いません）して、いよいよと言うべきか
一歩踏み出したら手が届く範囲にまでウイルスは進出してきている感じです。



感染が爆発的に広がると予測されてから半年以上が経ち、夏場の高温期を過ぎ
低温で乾燥した冬の到来に合わせるように新型コロナウイルスの感染が広がり
パンデミックまでは行っていませんが、新型コロナ感染症の患者と思われる人
を検査して、治療をすることを行うために通常の患者の診療に支障が出る状況
が全国の病院に広がりつつあります。

年齢的に免疫がなく、細胞が若くて活力のある10代や20代の人と比較すれば
感染のリスクは少ないとは思いますが、年齢を重ねているだけに感染した場合
は、余病を併発しかねないという怖さもあるので、手洗いの励行とアルコール
消毒には充分に留意しています。

一時は全てが品切れになってしまったりして、あれだけ切迫していたマスクの
供給状況ですが、予防のためにマスクはほとんど貢献しないという話が広がり
暴落的に値段が下がっているのでマスクの調達は問題ないでしょうね。

せっかく不織布のマスクも出回っているのですから、より効果的かと安全をと
考えるのならば、ファッション性を重視したウレタンや布製のマスクの使用は
一時止めた方が良いと思います。

スウェーデンでは国民が早めに感染して、あまり重症化しない状態で治癒して
免疫が得られるようにするというシナリオですが、世の中そうは甘いわけでは
なくて、感染者の中から高い割合で死者が出たことで、今さらながらマスクを
付けるようにとか、ソーシャルディスタンスなんて言い出しました。

もっと楽しいこと、みんなが幸せになることなら社会実験でも良いでしょうが
感染したら死に至るような病気の感染対策で社会実験はないでしょう。

日本でも野球場で観客を入れて試合を見せることを、オリンピックに向けての
社会実験なんて言っていましたが、あれで感染が広がらなかったのかの検証の
結果が発表されなかったということは、感染拡大に作用したようですね。

スウェーデンの失敗を笑えない国が、ここ日本だという事実。
政治家（自民党、公明党、維新の会）の政治家たちが国民の安全と健康、命を
軽視してきた結果が現在の状況なわけで、いまだに安倍派か菅派か（両方とも
能無しの役立たずなんだから、どっちを選んだ議員もアホです）なんてことを
言っている自民党に、いい加減に見切りを付けたらどうなんでしょうね。

くれぐれも感染しないように、手洗い、消毒に気を付けましょう。

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