男女の価値観の違いや正社員の就業率の悪化に伴い、晩婚化が進み続ける日本
ですが、30代になってから結婚をした場合は、今度は本人たちが望んでいても
なかなか子どもが出来ない不妊ということで、日本の少子化は全く改善される
ことなく進み続けています。



女性の卵巣は24歳をピークに老化が始まるのが現実であり、その時期に結婚を
考えている女性はほとんどいない、というのが現代社会なのですから、結婚後
数カ月のうちに妊娠することは、ほとんどないのが実際のところです。

昭和初期までの時代には「三年間子なしは去れ」といった女性蔑視の考え方が
常識化していて、女性ばかりに不妊の原因が押し付けられる暗黒の時代だった
ことは多くの人が知っていますが、残念なことに現代においても、不妊の原因
は女性が大半であるという説がまかり通っています。