あまり聞いたことのない病名だと思いますが病名の通りにどんな状況の時でも
永続的に性的な感覚が強くなってしまう症状があり、本人の意思とは関係なく
喚起=性的快感を得てしまうという病気です。
この病気になると日常生活の中で発生するほんの些細なことで性感を刺激され
オーガズムを感じて上り詰めてしまうという症状が出るということで、英国や
アメリカの医学会で病気に対する対処法について研究が進められています。
原因は正確には解明されていないため、あくまでも仮説でしか説明が出来ない
状況ではありますが、長い期間、性的な刺激を受けていない人が潜在的な欲求
不満を解消するという意味合いで発病するのではないか?というレベルなので
ほとんど解っていないのと同じですが、当事者にとっては恥ずかしさのあまり
死んでしまいたいということになっていて、本当に自殺してしまった人もいる
ということで深刻な事態を招いてしまう病気になっています。
日本においても数万人に一人の割合で存在するという統計値上の患者数は予測
されているとされていますが、実在するのかどうかは個人情報保護の観点から
極秘扱いになっているので患者については全く分かっていません。
誤解してはいけないのは、突然なんの脈絡もなく性欲が高まって性的な行為を
求めるという病気ではなく、自転車に乗っていたり友達と会話をしている時に
突然スイッチが入った状態になって性的快感で上り詰めてしまうということで
身近にいたらいつでも介抱してあげるから大丈夫という話ではありません。
世の中には奇病と言われる病気は無数にありますから、自分では特になんとも
思っていないような症状が実は世界でも数例しかない特殊な病気という場合も
あるかも知れませんからね。毎日を普通に過ごすことは実は奇跡的にラッキー
なことなのかも知れません。
突然!性的に上り詰めてしまう病気
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