「愛の流刑地」とか「失楽園」などの作品で知られる故・渡辺淳一氏が書いた
性愛の部分にスポットを当てた恋愛論が綴られている本です。
医師としての視点からも性愛について書かれていて、性愛というテーマだけで
下ネタが嫌いという狭量な人には全然向いていないと思いますが、性に対して
年齢を理由に避けようとしている人には読んでもらいたい本でもあります。



内容は「男は振られる生き物である」というlesson1から始まり「なぜ男と女
がいるのか」のlesson14まで、なかなか恋人が出来ない人、恋人らしき人が
出来ても性的関係にまで進めない人など、恋愛途上で道に迷っている人を対象
に書かれている本で、恋愛やセックスに対して自信のない人が、今後前向きに
恋愛に取り組める気持ちになれるんじゃないかなというのが個人の意見です。
もちろん人それぞれに感性は違いますから感じ方はいろいろでしょうね。