NASA(アメリカ航空宇宙局)の発表で、2019年の夏は前年以上に平均気温
の高い過去最高に暑い夏だったことが確認されていますので、2013年以降地球
の最高気温は記録更新が続いていることになり、非科学的なトランプ大統領が
真っ赤な顔で否定しようが地球温暖化は確実に進んでいるわけですね。
気温が高くなってくると政府にすり寄っているメディアが原発を稼働しないと
電力が不足するとか全く実態と違うことを報道することがあるのでそれ自体が
暑苦しいと感じていますが、もしも暑い夏の一年間と氷河期のような一年間と
どちらを選ぶんだと問われたら、迷うことなく暑い夏を選ぶタイプなので暑い
こと自体は個人的にはそんなに嫌ではありません。
フロンガスの排出によってオゾン層が破壊されることと、二酸化炭素の増加で
地球全体に熱気がこもって地球の表面温度が上がり続けるというのがごく単純
な地球温暖化のメカニズムなんですが、このまま本当に気温が上がり続けると
いう意見がある一方、地球単体としての問題ではなく、太陽の黒点が減少して
いるので地球温暖化が進むよりも、太陽活動の縮小によって地球上では氷河期
が来るという見方もあるので、5年後、10年後にさらに暑い夏になっているか
長袖が手放せない夏になっているかは誰にもわかりません。
二酸化炭素の排出量が多くなることによって温室効果が作り出され地球の温度
が上がり続けるという学説が多くの研究者から支持されていますが、その見方
が当然視され、否定すること自体が悪であるかのような風潮になってしまうと
真実であったコペルニクスの天動説が否定され続けたように、事実が見えなく
なるかも知れませんので、二つの見方がある時にあまり片方に寄り過ぎるのも
具合が悪いとも言えるように思います。
暑くなることで発生する問題をいくら論じたところで、地球環境自体を人類が
コントロールすることは出来ないのですから、暑くなることで嬉しいこととか
楽しいことをするようにするのが、本来必要な人類の知恵なのだと思います。
例年ならば、ビーチやプールの光景がニューストピックなどで流されることで
ほんの少しだけの幸せを感じる男性もいるかと思いますが、今年はコロナ禍の
真っ只中の夏ということで、海水浴場やプールは軒並み休業という感じです。
ということは水着姿も見られないわけです。
ただでさえ今年の夏は過去に経験したことのない暑い夏が来ると言われていて
40℃超えもあるなんて話があるわけで、夏のイベントも大半が中止という最低
の夏をほとんど何の楽しみもなく過ごさなければなりません。
さらにマスクを着けての外出が推奨されていますが、マスクを着けている場合
喉が渇いたという感覚が薄れてしまうので、なんだが頭がボーっとしているな
と思った時にはすでに中度の熱中症になっている危険性が高いです。
マスクをしていると外気の交換が出来ないので体温が上昇する(いわゆる空冷
のエンジンで空気の流れが止まり、水冷エンジンのラジエーターがパンクした
というような状況)なので体温は上がり続けることになるわけです。
外を歩く時に周囲に人がいないとか、一人だけでお散歩している時にはマスク
を外さないと気が付いたら病院のベッドの上なんてことになりかねません。
コビット19の予防も大切ですが、熱中症で亡くなる人も決して少なくはないと
いう現実がありますから、体調管理には特に注意が必要になる夏ですね。