心臓発作を起こしたブライアン・メイさん [健康・医療]
あまり大きく報道されなかったのがちょっと不思議でしたが、五月末の海外発
のニュースで、クイーンのブライアン・メイさん(以下敬称略)が心臓発作で
死ぬかもしれない状況だったことが伝えられました。
その少し前にコロナ禍で外出がままならないブライアン・メイがガーデニング
の作業中にお尻の筋肉が裂傷する事故に遭い、歩くことも出来ないので自宅で
静養しているという報道があったので、しゃがみこんで植物の世話をしていて
お尻の筋肉が裂けるなんてことがあるんだね、と割と軽い感じで見ていました
が実際には筋肉の裂傷ではなくて坐骨神経痛だったことが再診の結果わかった
という話が出て、ワールドツアーでステージ上でのパフォーマンスをこなして
いるとはいえ、72歳ですから無理は禁物でしょうねと思いました。
のニュースで、クイーンのブライアン・メイさん(以下敬称略)が心臓発作で
死ぬかもしれない状況だったことが伝えられました。
その少し前にコロナ禍で外出がままならないブライアン・メイがガーデニング
の作業中にお尻の筋肉が裂傷する事故に遭い、歩くことも出来ないので自宅で
静養しているという報道があったので、しゃがみこんで植物の世話をしていて
お尻の筋肉が裂けるなんてことがあるんだね、と割と軽い感じで見ていました
が実際には筋肉の裂傷ではなくて坐骨神経痛だったことが再診の結果わかった
という話が出て、ワールドツアーでステージ上でのパフォーマンスをこなして
いるとはいえ、72歳ですから無理は禁物でしょうねと思いました。
ところが話はそれだけではなくて、お尻の痛み(坐骨神経痛の痛みは、背中を
ドライバーで抉られているような痛みだったようです。)が続いている最中に
心臓発作を起こして胸の苦痛と締め付けられる感覚が40分程続いて、主治医の
車で病院に搬送されて検査を受けた結果、心臓に繋がる動脈に三カ所の閉塞が
見つかり、開胸手術をして心臓に繋がる血管にバイパス経路を作るか、動脈に
ステント(金属の網状の部品で血管内部を補強して、血管の詰まりを解消する
治療器具)を挿入するカテーテル手術のどちらかを選択するようにと医者から
促されてステントを入れる手術を受けて回復したようです。
日本では主にバルーン療法と呼ばれている治療法で、太股の太い血管から先端
にステントを付けて風船を付けて心臓の近くの動脈の内側にステントを残置し
風船を膨らませてステントの位置を固定するというもので術式が確立している
ので手術自体は難しいものではありません。
開胸手術をすると切開した部分の傷を治るまでは入院期間が必要になりますし
入院期間が長いので歩く時のリハビリもしなければならないので、カテーテル
手術で対応できるならば、そちらを選んだ方が体の負担も軽減されます。
ということで、血栓が動脈に詰まって心筋梗塞になる前の段階で治療が出来た
ので現在は健康を回復しているようです。
しばらくはコロナ禍でワールドツアーも出来ない状況が続きそうなので、当面
は静養していただいて、医学的には克服が難しくても社会的には世界が動く日
は来ますので、また状況が変わったら日本にも来て欲しいと思います。
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