春と言えば「桜」ということで、旬の時期にピンク色に色づく真鯛が桜鯛とも
呼ばれて重用される時期でもあります。

真鯛は「めでたい」に通じる名前であると同時に、昔からおめでたい色である
とされている赤い色をまとっていることから、古来より祝言を始めとした慶事
にはかかせない重要な食材として扱われていますから日本の各地に「鯛の浦」
などの地名も残っているぐらい生活の中に溶け込んだ魚です。



真鯛の天然物は最大では1メートルを超えるようになりますが、刺身用として
利用するならば2kg程度のものが一番美味しいとされていて、大きく成長した
真鯛は切り身にして塩焼きにしたりすることが多いです。