いや、そういう話をしたいわけではなくてですね。
その松屋でかかっていた歌の話をしたいわけです。
田代まさし(あえて敬称略)が心が弱くて誘惑を断ち切れなかったと釈明した
数々の事件によってラッツ&スターは正式な解散という形を経ないまま事実上
活動を停止してしまったわけですが、そのラッツ&スターの「ハリケーン」が
へたくそな女性というよりは少女の声で歌われていました。
20代の頃の全く輝いていない青春時代をそれなりに彩ってくれた懐かしの歌だ
と思ったものの、ラッツ&スターの歌とのあまりの大きなギャップから思わず
「ちっ」と小さく舌打ちをしてしまいました。
どんなグループが歌っているかは全く知らないので、もしかしたら大ファンの
人がいるかも知れませんが、80年代、90年代前半の頃の歌手はアイドルでも
今と比べたらとんでもなく歌が上手かった時代なので、あの頃の歌をお気楽に
リメイクとかしないでいただきたいと思いました。
ゴダイゴの「銀河鉄道999」もどっかのグループ(今はもうあまり聞かない)
が変なアレンジでゴダイゴファンから不興を買っていましたよね。
あの人たちの歌が上手いと言うのはご自由にどうぞ、の話なんですが自分たち
のオリジナルならともかく、タケカワユキヒデが歌ってこそ感動できるわけで
ダンスグループとか言われても、いやそんなものより歌を聴きたいという世代
としては原曲の雰囲気ぶち壊しなわけですよ。
そして今でも「銀河鉄道999」はゴダイゴの歌であって、輩みたいな男集団に
ヘンな抑揚をつけて歌ってほしくはない訳です。
という話はともかく、いわゆる夏の歌として「ハリケーン」はヒットしたので
今の時期に流れるのは全く問題ないわけですが、いくら田代まさしが禁止薬物
を使用していようが罪を償って更生しているのですから、ラジオでかけるなら
ラッツ&スターの原曲を流して欲しいなと思いました。
プチ高齢者から見たら懐メロではなく、今も十分に通用する曲だと思います。
懐かしい歌が聞こえてきた
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