そんな日本の夏の再現と言うか、あの暑さを超えているような熱波が、地球の
裏側であるオーストラリアで続いています。
日本が冬の時には南半球のオーストラリアは夏ですからね、まだ地球の温暖化
なんて話が出る前の頃は、トナカイの引くそりでフィンランドからくるはずの
サンタクロースは赤いビキニのトナカイを従えて、サーフィンに乗って海から
登場したりしていましたが、そんなノリでクリスマスや新年を楽しむ余裕など
ないぐらいの熱波で生き物の世界でも異変が起きています。
シドニーなどニューサウスウェールズ州ではクリスマスの頃には酷い干ばつで
自然発火による火災に対する警戒が呼びかけられ、一旦は収束したものの現在
は再び40℃(一時的に50℃)の熱波が続いているため川の水がお湯になり
100万匹以上の淡水魚が死んだことが報告されています。
オーストラリアの熱波は去年に引き続いて二年連続ということになりますから
単純に考えると日本の猛暑も去年一回だけの異変にはとどまらず、今年の夏も
また40℃を超える熱い夏になる可能性が高いと見るべきでしょうね。
これだけ夏が熱くなり、冬は冬で北極の氷が溶けて冷気が南下している現状が
あることから考えると今年の夏も覚悟しておいた方が良さそうです。