英語でMakeupという言葉は日本語では化粧と置き換えられます。
単純に考えるとMakeは造るで、Upは上げるですから素材にいろんな
コスメティックスを使って自宅用の外見から、外出用の外見に造り上げる
作業を行なうわけですから、わかりやすい言葉と言えますね。

それに対して日本語の化粧。
化粧の「粧」という言葉の意味には、飾りたてるとか、おしゃれをする、
といった意味合いの他に、それらしく振る舞うとか、外見をつくろうなど
少々ネガティブなニュアンスを含んだ意味もあります。

日本語として使われている化粧という字を単純に一文字ずつに分割すると
化けて飾るということで、字面からするとあまり良い表現だとは思えない
と感じますが、もう既に日本語として定着していますから今更、他の言葉
を作り出すのも難しそうですし、女性からも化けて飾るとは失礼ななんて
指摘も聞いたことが無いので普通に問題なく使われていますね。