私が夜１０時からＴＢＳ系で放映されていた「刑事スタスキー＆ハッチ」
を毎週欠かさず見ていたのは高校生の頃でしたから、１９７８年ぐらいの
ことだと思いますが、激しい銃撃戦があったりカーチェイスシーンもあり
映画のようなテレビドラマだと思って見ていました。
オリジナル版
日本放映版
私が中高生の頃は「チャーリーズエンジェル」とか「６００万ドルの男」
とか、アメリカのテレビシリーズが定期的に放映されていましたが、今は
そういうことがなくなりましたね。
ドラマで視聴率が取れなくなったなんて言っていないで、日本の低レベル
なドラマの放映を止めて、海外のドラマをもっと放映すれば視聴率は普通
に上がるんじゃないのなんて？と思いますが、吉本みたいなところが芸の
ない芸人をゴリ押ししたり、ジャニーズ事務所が抱き合わせ商法で不人気
なタレントを押し付けたりするので、ドラマの製作（どうせ外注だけど）
から手を引くことも出来ないのでしょう。
なんてテレビ局批判を書いても仕方ないんですが、そう言えばスタ＆ハチ
も第三シーズンぐらいの始まりぐらいからアメリカで暴力シーンの排除や
銃撃シーンの削減が社会的使命のようになったために、随分とおとなしく
面白くなくなった覚えがあります。
市民団体なんてのは自分たちの意に沿わないことは反社会的だと糾弾する
団体が多いので、こういうところの人達とは話の接点がないと思います。
多数の人間がテレビ局に押しかけてきたら、なかなか排除するのは難しい
と思いますが、密かな暴力で番組をぶち壊しにしているのは自分たちだと
いう自覚はして欲しいものです。
長い前置きになりましたが、そのスタスキー＆ハッチが「ガーディアンズ
・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン監督と、その兄弟、従兄弟が
共同執筆で脚本を書き、一時間のドラマとして作られるようです。
スタスキーの赤と白のフォード・トリノとハッチのコルトパイソン３５７
のイメージがとても強いんですが、その辺りは継承されることはないかな
という気がしています。（どちらも生産中止ですからね）
エンドタイトルで使われていました。
どんな刑事ドラマになるのかパイロット版は見てみたいですね。