それはともかくとして、「水色の恋」でデビューした天地真理は大人達の
「下手な歌」という批判をものともせずヒット曲を連発し、オリコン１位
の獲得数が松田聖子に抜かれるまで女性のソロ歌手では最多だったぐらい
で、ＣＭにもたくさん出ていました。
私も流行に敏感というよりは流行に流されやすい子供だったので天地真理
のブロマイドを買ってもらって、真理ちゃんがＣＭに出ていた、エスビー
ゴールデンカレーの空き箱でバルビーちゃん（プードルのぬいぐるみ）の
当選を目指していたのでした。（外れたので似たのを買ってもらった）
この絶頂期の月収が３００万円だったことを雑誌のインタビューで話して
いますが、人気が低下した後でも月収５０万円ぐらいもらっていたそうで
将来を考えて貯金したりしていれば今でも普通以上の生活ができそうでは
あるんですが、収入があった頃の浪費癖から、今でもお金を持つとパッと
使ってしまうので、娘さんに管理してもらって週に三回、２０００円ずつ
振り込んでもらっているということで、同期の南沙織や小柳ルミ子と比較
しても華やかなアイドルからの凋落ぶりは激しいように思います。
３５歳の時にはポルノ映画に出て２００万円の出演料が入ったようですが
毛皮のコートを買って消えてしまったという話で、事実上、自己管理能力
がなかったということになりますが、若い頃からお金の管理をしなければ
そういう才覚は育ちませんからね、本人に非はないですよ。
が、どんな仕事をしていたかを今聞いたところで仕方のないことですから
いろいろな憶測も飲み込んで、今になっても生活費を補填してくれている
ファンクラブの会員の人たちはすごいな、と素直に思います。
最後になりますが、週刊新潮のインタビューは事前のアポイントメントを
取ることなく実施されたということがファンクラブのサイトでは問題だと
されていることも公平性の観点から書いておくようにします。
事前に準備することなく写真を撮っているために実際以上に老けていると
いう話もあり、ファンクラブで公開されている写真とは大きく違っている
のも確かですので、少なくとも老後破産には当たらない生活状況とのこと
ですので、そういう部分ではちょっと安心しました。
極貧ではなさそうな感じですね。
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