武邦彦と福永洋一という天才型の騎手が競っていた昭和40年から50年代。
通算1163勝で引退した武邦彦騎手は調教師になり、武豊、武幸四郎の
二人の息子を騎手として競馬界に送り出しました。

福永洋一は983勝で騎手を引退しましたが、競争中の落馬によって頭部
を強打した影響で競走馬に騎乗することが出来なくなったことによるもの
で志半ばでの引退となり、福永祐一を競馬界に送り出しました。

事故の直後は頭部から地面に叩きつけられ、落馬現場は舌を嚙んだことに
よる出血でみるみるうちにターフが血に染まったと伝えられるほどの事故
で命の危険も伝えられましたが、命を取り留め、一生動くことが出来ない
という話もありましたがリハビリの結果、競争は出来ないものの馬に乗る
ことは出来る程度まで回復し、武邦彦さんは亡くなりましたが、福永洋一
さんは現在も健在です。