最下位で終わるという厳しいシーズンが終了し、来年の契約更改が揉める
と見られていた中日ドラゴンズで、2017年の契約を保留している選手
が59人もいるのだそうで、このまま2月のキャンプまで揉め続けた場合
中日ドラゴンズは試合ができる体制が整うのでしょうか?
確かに結果としては最下位ということは間違いないのですが、補強は満足
に出来ていないような感じですし、ドラフトでもここ数年は優良な人材を
獲得したとは思えない状況で、谷繁監督が監督専任になった直後に新たに
招聘したコーチと揉めて、現場のスタッフがバラバラに選手を指導すると
いう形になってしまっていた中で、全体を統率するチームリーダーも不在
というチームを作ってしまった落合GMの責任はどうなるのでしょう。
谷繁監督に全ての責任を負わせて解任し、一蓮托生で同じく解任が当然と
思われる森ヘッドコーチを監督に昇格させて、自分自身はなんのお咎めも
受けることなくチーム編成の責任者のまま、という人事を継続させている
中日ドラゴンズの経営陣の判断にも疑問符がたくさん付きます。
現時点で契約保留にしているのは以下の選手です。
【投手=27人】
小笠原慎之介、田島慎二、岩瀬仁紀、佐藤優、又吉克樹、鈴木翔太
吉見一起、野村亮介、岡田俊哉、大野雄大、福谷浩司、武藤祐太、福敬登
山井大介、阿知羅拓馬、祖父江大輔、浅尾拓也、浜田達郎、バルデス
浜田智博、金子丈、山本雅士、小川龍也、八木智哉、若松駿太、小熊凌祐
伊藤準規
【捕手=7人】
木下拓哉、松井雅人、加藤匠馬、桂依央利、杉山翔大、武山真吾
赤田龍一郎
【内野手=13人】
荒木雅博、高橋周平、阿部寿樹、森野将彦、石川駿、遠藤一星、石岡諒太
三ツ俣大樹、溝脇隼人、亀沢恭平、福田永将、堂上直倫、谷哲也
【外野手=12】
友永翔太、藤井淳志、平田良介、大島洋平、井領雅貴、野本圭、古本武尊
松井佑介、工藤隆人、ビシエド、近藤弘基、赤坂和幸
全員が一軍の主力選手ではありませんが、これだけの人数が契約しないで
越年するなんて、今までにあったことあるのでしょうかね?
最下位からの巻き返しなんて言っていますが、まず試合に出るメンバーが
全員揃うのかという懸念があるような気がします。