「頭部打撲、脳振とう、右足打撲により30日間の安静加療を要す」との
内容で、立ち合いでの突きによって脳震盪を起こし、意識消失の状況の中
土俵上で昏倒した際に頭部打撲と右足の親指を捻ったようで、30日間の
安静加療が必要ということになっているそうです。
格闘技の話題になるとよく出る話なんですが、体重による階級などなくし
本気で闘ったとしたら、一番強い格闘技はなにか?を考えた場合、最強は
相撲だという意見が多いです。
ボクシングはどうしても体重の差がパンチ力にも出るので、ルールの中で
戦う場合には失神する選手も出るぐらいに破壊力のある格闘技なんですが
相撲の場合は体重がまず有利に働くのと、普段から突き押しの稽古をして
いますから、手のひらでの張り手をまともに受けると、鍛えていない素人
だった場合には首の筋肉がねじ切れて死亡するとも言われますので、今回
まともにあごに入ったのは本当に不運だったということでしょう。
但し、琴勇輝がかなりピッチリと巻いていたバンテージはプロボクサーが
巻くような感じでしたから、そのバンテージで保護されていた手の破壊力
は相当なものだったはずですから、反則じゃないの?とも思いますが本人
に後遺症が残らなければ良しということになりそうです。
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