エイシンヒカリは武豊騎手が三冠ジョッキーになったディープインパクト
とキャタリナという馬との間に生まれた馬で、母馬のキャタリナの父親は
世界で名馬を輩出しているストームキャットですから超良血馬であるのは
間違いありません。
今までの勝ちパターンとしてはスタート後、先頭に立って逃げ切るタイプ
の馬なんですが、今回のレースでは他馬に先頭に入られてしまったために
どうかなという感じはありましたが、直線に入ってから武騎手が外側へと
導いた後はほとんど鞭を使うまでもなく後続馬を引き離して、二着の馬に
10馬身差をつけて勝ちました。
馬に問題がなければ次走は6月15日に英国のロイヤルアスコット競馬場
で開催されるプリンスオブウェールズS(英G1、芝2000メートル)
ということになり、ここでも好走するようならば秋の凱旋門賞への出走が
現実的な選択肢になりそうです。
武豊騎手は日本に戻ってエアスピネルとの日本ダービーが待っています。
前走の皐月賞では他の馬と接触する不利がありましたが、それでも4着に
入る気力の強い馬ですから、フランスで勝った武騎手の勝負運もプラスの
要因にして、マカヒキ、リオンディーズ、サトノダイヤモンド、皐月賞の
優勝馬のディーマジェスティなどと世代最強馬争いをすると思います。
武豊騎手がフランスでGⅠ勝利
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