福祉・教育・子育て支援もまともにできていないのに、土建屋と経済界の
人気取りのために税金を使い、環境を破壊する必要など全くありません。
愛知県の大村知事が2026年のアジア大会の開催地として、立候補する
意向を固めたという報道があります。
現時点で競技場やエンブレムの問題で揉めに揉めている東京オリンピック
の開催についても着地点が見えていない中で、なぜまた巨額の事業コスト
の負担が発生するアジア大会の誘致をしようなどと考えたのか大村知事の
土建屋発想の貧困さと陳腐さに言葉もありません。
2018年の18回大会はインドネシアのジャカルタで開催されます。
名古屋にこんな競技場を造るつもりなのでしようか?
開催理由としてリニア中央新幹線の開業が2027年予定のためリニアの
インパクトを世界に発信したいからなんて言っていますが、スポーツ大会
であるアジア大会でリニア新幹線の宣伝をしたいという考え方自体が既に
本末転倒であり、JR東海に何かもらったのか?と聞きたくなります。
さらに四年ごとに開催しているアジア大会をリニアの開業に合わせて一年
繰り延べできないか要請するなんて、今まで四年毎に開催されてきている
流れを崩すことについての問題やオリンピックと二年ずらすということで
競技者や競技者団体の負担を減らす配慮を崩すことを何とも思わずに日本
のリニアを世界に発信したいという経済的理由でアジア大会を私物化した
ような優越的な発想が下品かつ下劣です。
アジアの中で開発途上国が台頭してくるのに合わせてミャンマーやラオス
カンボジア、ベトナムなどが、国際大会を運営することでもう一歩大きく
前進することをサポートするのが本来の日本の役割でしょう。
大体、愛知県民に対して何の意向も聞かずに勝手に決めるほど大村知事に
対して権限を与えたつもりなどありません。
安倍の真似をしているつもりかも知れませんが、税金を払っている県民の
意見も聞かずに勝手に決めるんじゃない、ウナギイヌ!という感じです。
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