今から8年前の2007年に時津風親方(元小結・双津竜)が、17歳の
新弟子が稽古になじめずに部屋から脱走したことに立腹して、ビール瓶で
頭を殴った後で、数人の力士に暴行を指示し、さらに竹刀や金属パットで
殴ったり蹴ったりの暴行を繰り返したことにより新弟子が亡くなるという
事件を起こして、相撲界が大騒ぎになりました。

もう既に時津風親方は死亡し、日本相撲協会も財団法人になってより高い
モラルとコンプライアンスが求められる立場となったことで、暴力事件は
排除されるはずでしたが、横綱・白鵬が所属する宮城野部屋に、部屋付き
親方として所属している熊ヶ谷親方が個人で雇っている運転手兼付き人を
金属バット、金づち、すりこ木などで殴り、二週間の怪我を負わせた容疑
で警察に逮捕されました。