5月のフロイド・メイウェザー・ジュニアの試合前に、右肩の腱を断裂し
怪我を隠したまま試合をして、結果としては判定負けをしてフィリピンに
帰国していたマニー・パッキャオのプロモーターが、パッキャオの今後の
ことについてロサンゼルスタイムスのインタビューに答えて、2016年
に怪我が完治した後に、もう一試合か二試合を戦ったら引退して、政治家
としての仕事に専念する意向を持っていることを明かしました。



メイウェザーとの再戦の話も試合の直後には出ていましたが、次の挑戦者
はアンドレ・ベルトと決まっている上に、メイウェザーは自らベルトとの
試合を引退試合だと話しているので、パッキャオの傷が癒えても再試合の
可能性は著しく低いと思いますからね、36歳の年齢で世界チャンピオン
への再挑戦はいろいろな意味で難しいような気がするのも確かです。

メイウェザーとの試合を見ていた時には、全盛期のようなパンチの速さは
ありませんでしたが、右肩を怪我していたという事実がありますし、その
不利がありながらも時には、鉄壁の守りのはずのメイウェザーがパンチを
もらっている場面もありましたからね、完璧な状態に仕上げたらもう一度
チャンピオンになってもおかしくはないという気もします。

結論を出すのはパッキャオ本人ですから、多分、政治家として祖国の発展
に尽くしたいという思いが強いでしょうから、次の試合で引退する可能性
が非常に高いと思いますが、それだからこそ強い相手と戦って、出来れば
KO勝ちをして引退するシーンを見たいと思います。

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