ガンのために声帯を摘出したことを公表したつんく♂さんが、近畿大学の
入学式をプロデュースしたという報道に触れて、最初に聞いた時には別の
意味で言葉を失いました。

初期の咽頭ガンなので、早めに治療をして療養すれば治るという発表の後
しばらくして寛解が報告されて、再び、歌を歌うことが出来るという話が
出たにも関わらず、再発、そして手術によって声を失うという経過を辿り
いろいろな思いがあると思いますが、それでもポジティブに前向きな言葉
が出て来ることに、人間としての大きさを感じました。

これから歌は歌えなくても音楽プロデューサーとして、いろいろなことに
関わって行くと思いますが、それをすることによって新生つんく♂の仕事
が認められ、次の時代に残る音楽が生まれることを期待しています。