アカデミー賞の長編アニメーション部門でノミネートされていたスタジオ
ジブリの高畑勲監督作品の「かぐや姫の物語」は受賞を逃し、昨年に続き
ディズニースタジオの「ベイマックス」が受賞作品になりました。



一部の声として日本では丸っこいヒーローはウケないのでベイマックスも
ヒットしないという意見があるらしいのですが、現時点で83億円を稼ぎ
650万人が見ているのですから、とんだ的外れというか、これだけ動員
してヒットじゃないと言われたら今年のヒット作品はありません。

日本人の監督は短編アニメーション部門でもアメリカ在住のアニメーター
の堤大介監督が「ダムキーパー」でノミネートされていましたが、こちら
も受賞は逃し、ディスニー作品で「ベイマックス」と同時上映されている
「愛犬とごちそう」が受賞しました。



「愛犬とごちそう」は野良犬から拾われて、美味しい物をたくさん食べて
野菜嫌いでしたが、飼い主の恋を成就させるために犬が頑張るという映画
で、犬にそんなにカロリーの高そうなものばかりを食べさせていたら病気
になってしまうでしょうと思って観ていました。

犬に高カロリーの物ばかりを食べさせて、動物虐待の映画みたいだなぁと
思っていたので、アカデミー賞受賞は意外な気がします。

ディズニー ベイマックス ビジュアルガイド


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