1990年代のグラビア業界で、いわゆる「巨乳ブーム」を作った仕掛け人と
される野田義治氏が主になって設立した芸能事務所イエローキャブが破産
を申請し、4億円の負債を抱えて活動を停止しました。
事務所の創始者である野田義治氏は、かなり前に有限会社サンズを設立し
イエローキャブとは袂を分かっているので直接の関係もなければ、影響も
ありませんが、一時期は多くの巨乳タレントを擁することで業界の中でも
知られた存在だった芸能事務所でも寂しく消えて行くということですね。
野田社長がサンズ(現在は株式会社サンズエンタテインメント)を設立し
イエローキャブから独立した際に、タレントの多くが一緒に移籍したため
残っていたのは、小池栄子と佐藤江梨子のみでしたが、その二人との契約
も1月末で切れたために「収入源がなくなった」というのが破産の理由で
会社を残そうという努力も気力もなかったような感じです。
それに比べてサンズエンタテイメントの方では、はるな愛も女性タレント
として契約するなど、20人以上の女性タレントをマネジメントする中堅
の芸能事務所になっていますから、イエローキャブの経営陣と野田氏との
才覚の違いが出たということなのかな?と思いました。
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