中国杯の本番前にリンク上で衝突し、顔と脚を負傷し、大阪で開催された
NHK杯では精彩を欠いた演技で4位になった羽生結弦選手がスペインの
バルセロナで開催中のグランプリ・ファイナルのSPショートプログラム
で94.08点の高得点で首位に立ちました。



中国・上海での怪我はテレビ中継で目立っていた頭や顎よりも太ももなど
下半身の打撲が深刻だと報道されていましたが、怪我の回復が万全だとは
言えないコンディションでもNHK杯に出場して、ファイナルの出場権を
得たことで今回の演技は注目されていました。

演技中に一度転んでしまったものの演技全体の流れは、怪我の影響を殆ど
感じさせないもので、羽生選手自身も自分自身の演技については満足だと
答えているので本人なりの手応えを感じていたのでしょう。

怪我からの回復途上というコンディションでしたが、想定されていた以上
に復調しているようで、良かったなと思いました。

グランプリ出場組の中では、世界フィギュアで銀メダルを取った町田選手
も87.82点で、二位になったことで日本選手が1.2を独占するかも
知れないということで14日の放送は解説者が盛り上がりそうです。

フィギュアスケート日本男子応援ブック6


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