フィンランドの画家で作家のトーベ・ヤンソンさんが生まれて、8月9日
で100周年になったそうです。

トーベ・ヤンソンという名前は知らなくても、ムーミンの作者だと聞けば
あの妖精(ムーミンはカバではなく妖精ですからね。)のことだと分かる
人も多いかと思います。



原画のムーミンは日本でアニメ化された可愛らしい感じではなく、もっと
暗いイメージがありますが、物語自体が単純な児童文学ではなくて大人が
読んでも難しいような死生観とか人生の無常とかを扱っているエピソード
もあるので、原画の方が本来の作品だとは思います。



個人的にはスナフキンが好きで、おさびし山の麓で魚釣りをしたりギター
を爪弾いて歌ったりするだけでなく、哲学的な言葉で旅の経験に基づいて
人生について語ってくれるシーンが大好きでした。



来年にはムーミンのテーマパークが首都圏に出来ることになっています。
私的には、あまりにも子供っぽい施設ではなく、大人もムーミンの世界観
に浸れるような施設になることを望みます。

大好きムーミン! BOOK
集英社女性誌企画編集部


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