1970年に初版が出版された「かもめのジョナサン」が、40年以上の
歳月を超えて完成版として発行されています。

私は中学生の時に始めてこの本を読んで、哲学的というか究極的というか
とにかく餌を食べることも仲間と戯れることも後回しにしたジョナサンが
誰よりも速く飛ぶことを極めて行く物語で、修行を進めた結果として高速
で飛ぶ能力を身に付けていくものの、カモメの世界では異端の存在となり
群れを追放されてしまうという内容で、最初に読んだ時は意味が分からず
カモメの写真がたくさん掲載された本のカモメばかりを見ていました。

自由とは何か、道を極めるとはどういうことなのか(極道じゃないよ。)
といったことを何となく感じたのは、二回目に読んだ高校生の時。