タイトルマッチで負けてもチャンピオンという、コントにもならない実話
を演じていた亀田大毅が、唐突にスーパーフライ級チャンピオンを返上の
意思をIBFに対して伝えたことが報じられています。

事前のルールで負けてもチャンピオンだったことを知っていたと発言した
マネージャーがライセンスを取り消され、会長もジムの運営に関わること
が出来なくなったことに対して、代理人を務める弁護士がJBCを相手に
不当な決定であると抗議していましたが、元々、負けてもチャンピオンと
いう不可思議な状況を正当化出来なくなったために、まずはベルトを返上
してから、非は改めたという論点で、亀田ジムの活動を認めさせるための
一つの作戦ではないかと思います。

ただ、返上の意思を表明しただけであって、実際に返上しているわけでは
ないですからね、今までもいろんな抜け道を探してはチャンピオンを乱造
してきた亀田ジムのやることを全面的に信じるのは難しいですよ。

実際にチャンピオンを返上しても、IBFはタイトルマッチがやりやすい
ようにと世界戦の出来るランクに亀田大毅をとどまらせるようにしようと
画策しているようで、相変わらず真意が分かりません、

本当に強いチャンピオンが尊敬されるのは当然だという考え方がようやく
理解出来たので、自分自身に置き換えて、いつまで経っても尊敬されない
チャンピオンとして名前を残すぐらいなら、潔く返上した方が心証が良い
とと考えたかも知れませんが、結論を出すまでが遅すぎでしたね。

ボクシング最強は誰だ
ジョー小泉 原功 中大輔


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