フィギュアスケートの全日程が終わり、女子のメダル争いは開催国ロシア
のアデリナ・ソトニコワ選手が1位、韓国のキムヨナ選手が2位、そして
イタリアのカロリーナ・コストナー選手が3位という結果になりました。

韓国の一部の人はロシアの身贔屓でソトニコワ選手がキムヨナ選手の1位
を奪ったと騒いでいるようですが、結果として一番悔しいのは本人ですし
その本人が終わったことと言って前を向いているのに、その本人の意向を
無視するような騒ぎというのは意味のないことですので、結果の2位より
その演技に対する賞賛の方向にエネルギーを使うべきだと思います。



16日間の会期中、心配されたテロ事件が起きることなく最終日を迎えて
フィギュアスケートは入賞者によるエキシビションが行なわれ、各選手共
競技会の厳しい表情ではなく、本当に気持ちよさそうに演技しているのが
印象的で楽しそうに選手同士で話しているリハーサルの様子を見ていると
本当に若い選手たちなんだということを実感します。











今回で引退する人、今回をオリンピックのスタートとして次回以降に雪辱
を誓う人と立場はさまざまですが、まずは無事に終わって良かったです。

銀盤の軌跡: フィギュアスケート日本ソチ五輪への道
田村 明子


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