林葉直子さんが末期の肝硬変

天才・女性棋士と呼ばれ女流王将を獲得し、将棋界だけでなく芸能界でも
華々しい活躍をしていましたが、心身の疲労（当時はメンタルヘルス的な
考えはなかったので、単に怠け者・変わり者と見られていました）のため
休養願を提出し、そのまま将棋連盟を退会し、ヘアヌード写真集を出版し
キワモノ的な見方をされたまま表舞台から姿を消しました。

その後はライトノベルの出版や漫画の原作を手がけていましたが、唐突に
自己破産をして波乱万丈を実体験したような半生を送っていました。

そんな林葉直子さんが現在、重度の肝硬変で闘病中だということで２２日
発売の「婦人公論」でインタビュー記事が掲載されるそうです。

Ｃ型肝炎ウィルスに感染するか、アルコール性肝炎が悪化すると本来なら
弾力性のある肝臓が固く萎縮して繊維質になってしまい、肝機能を失って
最後には全身の血管が脆くなって、脳内出血や大動脈瘤破裂、肝機能障害
などによって亡くなってしまう病気が肝硬変ですが、肝臓移植以外に治療
する術はありません。

遺言 最後の食卓
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２５日には「遺言－最後の食卓－」という単行本を出版するようで本当に
死を覚悟しているようですが、若い頃にチヤホヤされて自由奔放に生きた
その結末が見送る家族のいない孤独な死というのは、本当は怖くて寂しい
と感じているのではないかと思いますが、本当の気持ちはご本人のみしか
わかりませんからね。

なんだか人間は無力な存在だなと思えてしまいました。

慢性肝炎・肝硬変の診療ガイド〈2013〉 日本肝蔵学会 by G-Tools

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