3月7日に行なわれる、第37回日本アカデミー賞授賞式で司会を務める
西田敏行さんと樹木希林さんが優秀賞発表会見に出席し、全身がんの治療
が一応終了したことを明かしました。

癌という病気は「闘病」するのではなく、共存することで延命可能という
考え方があるのは最近では世間にも広く知られるようになりました。

樹木希林さんの病状が、実際のところはどういう状態なのかは第三者の私
には全くわかりませんが、手術とか放射線治療など体に負担を与えること
をしないで、丸山ワクチンの免疫療法のような感じで、治療を受けている
ように見えることから、あくまでも私見ですが、癌細胞を無理に叩いたり
しないで、自然体で体力の維持に努めているように思えます。

今までに多くの芸能人が癌の闘病に専念すると言って亡くなっていますが
実際には癌で死ぬのではなく、治療によって死期が早まっているという説
には納得性があるように感じています。

余命三ヶ月と言われた人が積極的に闘病することを止めたら、長く生きる
ことが出来たという事実もありますので、樹木希林さんも飄々と自然体で
これからも長く活躍して欲しいと思います。

「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人
近藤 誠


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