東宝が来年製作・配給予定の新作を発表した中に、スタジオジブリ最新作
のアニメーション映画「思い出のマーニー」が、2014年夏に公開予定
として予定の中に入っていることが公表されました。

「思い出のマーニー」の原作は、英国の作家のジョーン・G・ロビンソン
が、1960年代に発表した児童文学で、内省的で孤独な少女が、不思議
な少女マーニーと仲良くなり、成長していく物語を日本を舞台にした内容
に脚色して映画化されるものです。

監督は「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)の米林宏昌監督で、前作に
続いて二作目の長編アニメを演出することになります。

脚本は「借りぐらしのアリエッティ」の脚本を担当した丹羽圭子さん、と
「もののけ姫」の際には作画監督を務めた安藤雅司さん、さらに米林監督
も合わせた三人の連名で書かれることになっていて、ジブリ作品では重要
な要素となる音楽は、ピアニストで作曲家の村松崇継氏が担当します。

公開されたポスターには「この世には目に見えない 魔法の輪がある」と
書いてありますので、来年の公開までは、このコピーから内容を想像して
大きな話題として広がって行くことでしょう。

風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡 (文春ジブリ文庫)
宮崎 駿


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