今年の1月に肺炎のために亡くなった大島渚監督作品の特集がスペインの
第61回サンセバスチャン国際映画祭で開催され、多くの観客から賞賛を
受けたため、10月31日までスペイン国内で場所を変えてマドリードの
フィルモテカ・エスパニョーラでも行なわれています。



フランスでは非常に評価が高かった割に欧州各国ではまだまだ大島渚監督
の知名度は低く、スペインでも大島渚監督の特集をしてくれてありがとう
という声がある反面、難解で意味が分からないという声もあるようです。





作品自体は国際派監督としての知名度が高い割には少ないものの各作品が
どこかの国の映画祭で賞を獲っていることからも質の高さがわかります。

ビートたけし=北野武監督が監督として、欧州一帯で評価されているのは
大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」に出演して演出の仕方を学んだ
ということも大きいのではないかなと思いますが、どうなんでしょうね。

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