英国のバッキンガム宮殿で、庭を散歩していたアンドルー王子が制服警官
に身分証明書の提示を求められ、職務質問をされたことがロンドン警視庁
によって公表されました。



バッキンガム宮殿では、この事件の2日前に厳重な警備を突破して宮殿内
に侵入した男がの強盗と侵入、器物損壊の容疑で逮捕され、宮殿の外でも
共犯とみられる男の身柄が拘束されるという出来事があったために警備が
強化されていたということですが、いくらなんでも王子の顔を知らないと
いうのは警官として問題ありではないかと思いますが、逆に言えば一般の
警察官にとっては王子とリアルに接する機会なんて無いので、あまりにも
近くで見るとわからないということはあるかもです。

警察は否定していますが、一部の報道では警察官が王子に銃を突き付けて
地面に伏せるよう大声で指示したことになっていますので、もしかしたら
顔を知らないどころか、かなりの凶悪犯として扱ったような気もします。

バッキンガム宮殿側はコメントを拒否しているようですから、王子自身も
間違えられても仕方ないような軽装で歩いていたのかも知れません。

世界の富の99%はハプスブルク家と英国王室が握っている (宝島社新書)
真田 幸光


by G-Tools