蜃気楼 －クリスタルキング－

ハイトーンの田中さんと低音の吉崎さんのツインボーカルが印象的だった
クリスタルキングは、私が高校の頃に世界歌謡祭でグランプリを受賞して
受賞曲「大都会」でデビューしました。



一昔前には、夏の歌と言えば、サザンオールスターズやＴＵＢＥの名前が
出ましたが（現在はサッパリわかりません）私が初めて免許を取って車で
海まで出かけた頃は、クリスタルキングも充分に夏の歌の仲間でした。

「蜃気楼」や「処女航海」、コカコーラのＣＭソングだった「海南風」等
風が吹き抜けるような爽やかな感じではありませんが夏と言えば暑いのが
当たり前でしょう、みたいな暑苦しいわけではないけれど、暑い夏の歌と
いう感じの曲が好きでした。

個人的には「セシル」「メモリー」「１０月の渚」などの秋波の物静かな
寂しい海辺の様子の情景が思い浮かぶ歌が好きでしたが、プロモーション
の失敗か、プロデューサーとアーティストの目指す方向に相違点があった
ということか、ヒットすることはありませんでしたが、名曲として今でも
知っている人がいることは嬉しいことでした。





新しいグループや歌手が続々とデビューしている現在でも、やっぱり以前
の音楽が好きという辺りに自分自身の年齢を感じますが音楽は音を楽しむ
ということですからね、例え一人きりであっても好きな曲を好きなように
聞けるのが良いと思っています。

一人位は、クリスタルキングを懐かしいなと思ってくれるかな？と思って
クリスタルキングの記事を書いてみました。