プロ野球の場合、特に現在のようにスポーツ医学が発達して筋肉の鍛錬も
ポジションごとに強化点を変えてトレーニングメニューに反映させている
時代にはピッチャーと野手を兼任するなんてことはチーム側も選手本人も
選手寿命への影響を考えて避けたいのが当然だと思いますが、日本ハムの
大谷選手は自ら兼任(メディアは二刀流と書いていますが…)を申し出て
現時点では実際にそのような起用法で試合に出ています。

評論家とか元選手の解説者、新聞記者などが、いわゆる二刀流批判を展開
していますが、日本という国はいつから若者の挑戦に対して上げ足を取り
批判を繰り返し、型にはまらないことを悪だと決め付けて、前向きな夢を
潰すことばかりを考える後ろ向きな大人ばかりになってしまったんだろう
と嘆きたくなるような状況にありますが、石橋を叩いて壊して前進しない
卑屈な輩の戯言など無視して自分で決めた道を進んで欲しいと思います。

幸いにして日本ハムはチーム力がありますから、今回の試合のように点を
取られても、味方が得点を追加して勝たせてくれる土壌がありますから、
迷ったら直球という信念を持って投げれば結果は付いてきます。

勝った相手がチーム力最低レベルの中日ドラゴンズというのが、ちょっと
不満かも知れませんが、勝てる時に勝っておくのがプロだと思いますし、
リーグ最強のチームに勝とうが、最弱のチームに勝とうが、勝ちは勝ちで
問題はありませんから、今回の勝利をスタートラインにして、年間勝利を
積み重ねて行って欲しいものです。

北海道日本ハムファイターズあるある
熊崎敬 中村智子


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