ラブストーリーの王道として知られる「ある愛の詩」で、アリ・マッグローと
共演したのが1970年で、アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされました
が受賞は逃しています。この映画が公開された当時は小学生だったので映画館
で見た記憶はありませんが、テレビで何度も見ました。
フランシス・レイのテーマ曲は、今でもイージーリスニングの名曲として聴く
ことが多いです。(タイトルを知らずに聞いている人も多いと思います。)
娘のテイタム・オニールと共演した「ペーパー・ムーン」では、詐欺師の役で
孤児役ののテイタム・オニールはアカデミー賞の助演女優賞を受賞しましたが
自身はノミネートもされませんでした。
ちなみに、テイタム・オニールは同世代のジョディ・フォスターと共に将来を
期待される女優でしたが、ジョディ・フォスターのような成功には結びつかず
テレビドラマに主演以外で出演するレベルの女優になりました。
個人的にはプロの逃がし屋を演じた「ザ・ドライバー」のライアン・オニール
がとても印象に残っています。「ザ・ドライバー」は、ウォルター・ヒル監督
の作品で、出演者それぞれに名前が無く「刑事」と「ドライバー」という感じ
の役名のみがクレジットでも、パンフレットでも書かれていました
この映画にプレイヤー役で出演していたイザベル・アジャーニが、とても素敵
で高校生の時に観た映画でしたが、大好きになりました。
という話ではなくて、それまでの役柄とは全く違った感じで、ほとんど台詞も
なく、まさにハードボイルドというタッチの映画で良かったです。
私生活では薬物問題とか、娘のテイタム・オニールがプロテニスプレイヤーの
ジョン・マッケンローと結婚する前だったか、後だったか忘れましたが、親子
の確執とか、いろいろと問題を起こして、出演作が減ったような気がします。
それでも死去にあたり、名前が出てきて懐かしく思い出すことが出来ました。
これから、日本国内の人のみならず、思い出の人達がこうして名前が出てくる
ことになるのでしょうね。残念ですが諸行無常の世の中ですからね。
その事実を知った時に、安らかに眠られることを祈るのみです。
ライアン・オニールさんが死去
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