今更ですが、9月24日に開催されたレースの結果を書き留めておきます。
優勝したのはレッドブルのマックス・フェルスタッペンで、今年13勝目
シンガポールGPでは、コースとの相性とか、シンガポール用のセッティングが
全く機能しなかったとか、いろいろな話がありましたが結果としてレッドブル
の連勝が止まって、マックス・フェルスタッペン自身、かなり不機嫌な様子に
見えましたが、鈴鹿ではポールポジションからスタートして2位に19秒以上の
差をつけての完勝で、レッドブルのコンストラクターズチャンピオンが確定し
ほぼ、2023年の年間順位は確定したような感じです。
2着にはマクラーレンのランド・ノリス、3着もマクラーレンで今年デビューの
オスカー・ピアストリが表彰台に上るという躍進を遂げて、シーズン序盤には
かなりの注目を浴びたアストンマーティンでしたが、フェラーリ、メルセデス
にも追い越されて、特に見せ場を作ることも出来なくなりました。
シンガポールで悲願の優勝をしたカルロス・サインツは6位、速さはあっても
三着までにはなかなか絡めないシャルル・ルクレールは今回も4着ということ
で、来年はともかくいづれはフェラーリから移籍するという話はかなり現実的
な話なんじゃないかというように感じます。
コンストラクターズチャンピオンが確定し、チームの年間順位はほぼ確定した
と書きましたが、ドライバーのポイント争いも、マックス・フェルスタッペン
の400ポイントを2番手のセルジオ・ペレス(223ポイント)が抜くことなんて
99%可能なのでチャンピオンは確定と見て良いと思いますし、3番手に付ける
ルイス・ハミルトン以下のドライバーも、20ポイント程度の差ではあるものの
追い付き追い越すことは、ほぼないだろうなという感じがします。
シンガポールGPの後に、発表があるのではないかと言われていた角田裕毅の
アルファタウリ残留は日本GPまで持ち越されましたが、後見人的な存在だと
見ているホンダが交渉に加わることで、残留か確定したのは良かったです。
骨折したダニエル・リカルドの代役として出走している、リアム・ローソンが
シンガポールGPで9位に入賞してステップアップをアピールしましたが、残念
ながら2024年のステップアップの対象にはなりませんでした。
今シーズンの半ばには大スランプだったセルジオ・ペレスの交代要員としての
ダニエル・リカルドという話もあって、2025年のことは全く分かりませんが
2026年からはアストンマーティンに移籍してホンダワークスのドライバーに
なるだろうとも言われていますが、デビューの年に無線で暴言が多いと問題に
なった頃から比べると、やはり成長していることは理解できます。
2024年のドライバーはウイリアムズのローガン・サージェント以外は確定済
ということで、来年は最近では珍しいぐらいドライバーの動きのない年になる
わけで、新マシンの出来がドラバーズランキングに大きく影響しそうです。
アルファタウリのチーム名は変更になるようなので、心機一転、レッドブルと
共通のコンセプトで作られる新型マシンが速い車になることを願います。
という来年の話はともかく、日本GPの順位を書いておきます。
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.ランド・ノリス(マクラーレン)
3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
5.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
6.カルロス・サインツ(フェラーリ)
7.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
8.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
9.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
10.エステバン・オコン(アルピーヌ)
11.リアム・ローソン(アルファタウリ)
12.角田裕毅(アルファタウリ)
13.周冠宇(アルファロメオ)
14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
15.ケビン・マグヌッセン(ハース)
以下、リタイア
アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
ランス・ストロール(アストンマーティン)
セルジオ・ペレス(レッドブル)
バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)