F1-GP 2024 第22戦 ラスベガスGP 予選 [モータースポーツ]
マックス・フェルスタッペンが、ワールドチャンピオンを確定させていたような
気がしますが(記憶が曖昧なので確信はないです)今年は現時点で激しく厳しい
戦いが続いているため、ラスベガスを含めても残りレースが3レースの段階でも
年間の勝者は確定していません。
コンストラクターズについては、現時点で593ポイントのマクラーレンに対して
557ポイントのフェラーリということで、差は36ポイントですから、最終戦まで
チャンピオンは決まらないでしょうね。
レッドブルも544ポイントで49ポイント差なのでマックス・フェルスタッペンが
全勝して75ポイントを稼いで、マクラーレン、フェラーリが618ポイント以下に
なれば奇跡の逆転優勝になりますが、セルジオ・ペレスが獲得ポイントを加算し
さらにポイントを積み上げることが難しい状況なので、奇跡の逆転優勝の望みは
かなり非現実的になっています。
ドライバーズについては、マックス・フェルスタッペンの393ポイントに対して
ランド・ノリスは331ポイントという状況なので、ランド・ノリスが残りを全勝
したとしても、331+75=406ポイントになるのでマックス・フェルスタッペン
が14ポイント加算すればワールドチャンピオンは確定します。
というポイント獲得状況でのラスベガスGPの予選結果ですが、ポールポジション
を獲得したのはメルセデスのジョージ・ラッセルでした。
2.カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
3.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
6.ランド・ノリス(マクラーレン)
7.角田裕毅(RB)
8.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
10.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
フェラーリを今年で退団するカルロス・サインツが、後半戦はとても好調なのが
皮肉なことになっていますが、カルロス・サインツに代わってフェラーリに移籍
するルイス・ハミルトンは、逆にあまり目立つ活躍をしているわけでもないのが
さらに皮肉なことになっています。
マックス・フェルスタッペンは十分に表彰台に届く位置にいますので、表彰台に
上がる結果(3着以内)を出せば、ワールドチャンピオンが確定します。
善戦したのがアルピーヌのピエール・ガスリーの予選です。
車体の重さで成果が上がらなかった現行マシンから重量超過の原因を見つけ出し
上位陣との勝負に打って出た結果としての予選三番手でもあるので、もしかして
トップ3の一角でゴールするかも知れません。
RBの角田裕毅は、フリー走行で最下位の状態でしたが、レッドブルのRB20から
移植されたリア周りの感触に慣れたのか、予選では7番手でした。
決勝での順位が楽しみな位置に付けることが出来ました。
なお、チームメイトのリアム・ローソンは15番手でQ2敗退。
ウィリアムズの期待の星、フランコ・コラピントは、Q2で激しいクラッシュを
起こしてメディカルセンターでの診察を指示されました。
体は大丈夫かも知れませんが、決勝までにマシンの修復が出来るかが問題です。
ウィリアムズは度重なるクラッシュのため、スペアパーツが足りないために欠場
するかも知れないという話がラスベガスGPの前に出ていたので、マシンの修復に
深刻な影響が出るかも知れません。
ザウバーとの契約解除が決まった周冠宇は、戦闘力のないマシンで13番手に入る
意地を見せましたが、やる気がないと酷評されているランス・ストロールは批判
されている通りの体たらくで、予選で最下位でした。
有望な若手がF1の順番待ちをしているのですから、やる気のない親の七光りだけ
で出走しているランス・ストロールは引退して単なる金持ちのボンボンになれば
良いと思いますが、父親も含めて金があれば何でもできる的な考えになる金持ち
というのは、本当に世の中に不要な人種だと思います。
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