原油価格が多少なりとも下がり気味になり、円相場が一時期よりは円高傾向に
振れたこともあり、国際線の燃油サーチャージが6月から下がります。

燃油サーチャージの算定基準として、航空燃料(ケロシン)のシンガポールの
市況価格の2か月間の平均を、2か月間の為替レート平均で円換算した際の金額
が基準金額よりも高い金額であった場合に、燃油サーチャージとして差額分を
徴収すると定められています。



ということは、航空燃料のシンガポールでの市況価格に差はなく、為替レート
についても、航空会社ごとに差があることはないはずなので、少なくとも日本
を拠点にする日本航空と全日空は燃油サーチャージの金額は同じはずです。