騎乗ミスとか、誰かの不注意が原因ではなく、偶然、プロテクターの無い部分
に手綱の結び目が当たったということで、別の見方をすると手綱の結び目って
当たると骨が折れるほど固いものなんですね。
唐突に自分の話になりますが、今年の3月末にコケて手首の骨を折りましたが
ようやく多少のことでは痛みを感じることも無くなってきたので、通院終了に
なるかなという感じになってきました。
ギプスは約一か月半ほど付けていましたが、石膏で固めることもなかったので
外した後は普通に動かせると思っていましたが、なんと拘縮(怪我などの理由
で、関節を動かす機会が減少した時に、関節が硬くなりその結果関節の動きが
制限された状態)までには行かないものの、手首の曲げ伸ばしや捻る時に固く
なった手首が上手く曲げられないとか、捻ると痛いという症状が出ました。
老人が寝たきりになると動けなくなるのは、ご存知かと思いますが、高齢まで
行かなくても稼働する部分を動かさないということは、筋力の低下に繋がって
動きにくくなるものだと身をもって知りました。
週に1-2回の割合でリハビリに通って、理学療法士の施術を受けること約半年
で元通りにはなっていませんが、なんとか普通に日常生活は出来る状態にまで
戻すことが出来ました。骨折で短くなった骨は元の長さには戻らないみたいで
重いものを持ったりすると痛い時がありますが、ほぼ治っています。
鎖骨を骨折というのは騎手の場合、よく聞きますから珍しいことではないとは
思いますが、やはり生活に支障は出るかと思いますし、以前の怪我が完治して
まだ一か月ほどなので、焦ったり悔やんだりということはあるかと思いますが
焦っても速く治るわけではありません、しっかりと療養して怪我を治してから
復帰して欲しいと思います。
藤田菜七子騎手が鎖骨骨折
- アクシデント