2021年・秋華賞

秋のGⅠシーズンということで、久し振りに競馬の話です。
競馬の話と言いながら実際に馬券を買うことは無いので、着順を予想するとか
そういうことはありませんから、競馬をギャンブルとして楽しんでいる人から
すれば競馬の話ではなく馬の話ということになるでしょうけどね、人それぞれ
接し方はいろいろということで。



先々週のスプリンターズステークスから、秋のGⅠシーズンは始まっていると
いうことになりますが、ほぼ毎週GⅠが開催されるのは10月17日の秋華賞から
ということで、いよいよ今年も残り僅かということを実感します。

これから、10月24日の菊花賞、10月31日の天皇賞・秋と10月のレースが続き
さらに11月14日がエリザベス女王杯、11月21日がマイルチャンピオンシップ
11月28日がジャパンカップ、12月5日がチャンピオンズカップ、12月12日に
阪神ジュベナイルフィリーズ、12月19日朝日杯フューチュリティステークス
そして12月26日が有馬記念で、12月28日にホープフルステークスで、JRAの
一年が終わるということになるわけで、GⅠレースを追っかけていると本当に
一年があっという間に終わってしまうことになります。

秋華賞は桜花賞で優勝し、夏休み明けの札幌記念で優勝したソダシが1番人気
一か月前の紫苑ステークスで優勝したファインルージュが2番人気で、同じく
9月19日のローズステークスで優勝した、アンドヴァラナウトが3番人気になり
優駿牝馬【オークス】で2着の後、五カ月休養していたアカイトリノムスメが
4番人気というオッズ（予想が当たった場合の配当を、賭け金に対する倍率で
表した数字のこと）の順位でした。オッズが低いほど賭けた人が多いわけです
から、その馬に人気が集まったということになります。

ちなみにソダシのオッズは1.9倍なので、100円が190円になるのですね。
一番不人気のエンスージアズムは256.9倍なので、もしも1着になると100円が
25,690円になりますが、そんな大穴は滅多にありません。

優駿牝馬【オークス】の優勝馬のユーバーレーベンも、アカイトリノムスメと
同じく五カ月の休養明けですが、アカイトリノムスメよりも少し評価が下がり
五番人気になりました。

そして、レースの結果ですがソダシは10着に終わりました。
優勝したのはアカイトリノムスメで、2着、3着は人気通りの結果ということで
3連単でも26,410円ということになり1番人気が負けた割にはギャンブル的な
旨味は少なかったレースだと思います。



ソダシのお母さんは、お転婆ブチコで現役時代には、ゲートの下を潜り抜けて
出血する怪我をして競走除外とかありましたが、今回のレースでソダシも歯を
ぶつけて歯がグラグラになって出血していたらしいので、10着に終わった原因
の一つなのかも知れません。



ただ、ソダシは札幌記念で勝ったとはいえ、オークスの2400メートルもかなり
無理があったように見えたので、2000メートルのレースはちょっときついかな
という感じはあると思います。今後のレースは1800メートル以下が適性的には
合っているんじゃないかと個人的には思います。

ソダシもアカイトリノムスメも馬主さんは金子真人ホールディングス。
ソダシの父クロフネ、母ブチコ、アカイトリノムスメの父ディープインパクト
母アパパネの馬主さんも金子真人ホールディングスということで、牧場経営は
していませんが、金子真人さんの相馬眼は凄いなといつも思っています。

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