新しい年のカレンダーを壁に掛けた時、あらかじめ「〇〇〇の日」と書かれて
いるのは基本的には日本政府が定める祝日や祭日であり、その日は一般企業や
公務員の方は仕事が休みという場合がほとんどだと思います。
以前は成人の日の1月15日とか、敬老の日の9月15日なんてのは日付けも固定
されていましたが、現在の勝手気ままな安倍菅政権になってからは自分たちの
都合で毎年、祝日や祭日がずらされて無理やり連休を作ったりして国民の迷惑
など全く考慮していないのが腹立たしい限りで、政治家が決めたがる内容こそ
何も真剣に考えていない証拠だと思いますが、今回はそういう話ではないので
バカな議員の話はこれぐらいにしておきます。
そういう祝日・祭日以外に〇〇〇記念日を決めて、イベントを実施する企業も
それなりにあって、こじつけがほとんどなんですが、時には説得力のある理由
で日付が設定されていることもあります。
9月6日は語呂合わせで「クロ」になるので、松崎しげるの日になっています。
日本記念日協会という社団法人がお金さえ払えば記念日を登録できますという
制度が出来てから、ほとんど個人の趣味嗜好なんじゃないの?みたいな記念日
が一気に増えましたが、誰かに害があるわけでなし、登録する方はいろいろな
人にメモリアルデーが周知できるし、登録してもらう方は商売になりますから
双方が喜ばしいということで、いい商売を思いつきましたね。
ちなみに単年の記念日は15万円(1回限り)で、周年になると高くなります。
そんな記念日の中に、8月2日のパンツの日というのもあります。
元々は奈良県の下着メーカーが8と2の語呂合わせでパンツの日と制定。
さらに国内の下着メーカーが追随して、日本国内での最大メーカーのみならず
東南アジア(ほとんどの国にワコールコーナーがあります。)でも人気の高い
下着メーカーのワコールが「大切な人にパンツを贈る日」というコンセプトを
まとめてパンツの日にはパンツを贈ろうキャンペーンをしています。
パンツをクルクルと巻いて、花のようにラッピングしたパンツフラワーなんて
特別な商品も作って8月2日に備えているのですね。
日本では着衣の状態での外見に合わせる傾向があるので、自分にとって外見上
修正したい部分に重点を置いた補正下着、その逆にリラックスする時「緩く」
「楽に」過ごせる下着が売れる傾向があるのに対して、欧米では下着姿自体を
見せる=魅せる傾向があるので、セクシーなタイプが売れる傾向がありました
が、日本でも勝負下着という言葉が定着してきているので、セクシーなタイプ
も普通に売られるようになってきているような感じがします。
パンツを贈るとは言っても、好意を持たれていない女性にパンツを贈った場合
「あいつ、変態なんじゃないの」という仲間同士の話題を提供することになる
場合があります(実例を知っています)ので、普段あまり気軽に話をしない人
に唐突にセクシーなパンツを贈るようなことは止めた方が良いと思います。
パンツを貰った人のアンケートでは、11.5%の人が嬉しくないと答えたほかに
32.5%の人が相手によると答えているので、約45%の人は好意的な人からなら
貰うと嬉しいプレゼントだと思っているので、そこ大事なトコです。