愛知県の西部、尾張地方の人口38万人の中核市です。(今年4月1日から)
市政施行100周年の区切りの年ということで、イベントも計画されていますが
コロナ禍の中、どこまで出来るかはちょっとわかりません。
その一宮市の木曽川町(合併前は葉栗郡木曽川町でした)の旧国道22号線沿い
に「尾張開化亭」というラーメン屋さんがあります。
個人的には醤油ラーメンは「三平」の厚切りチャーシュー麺、豚骨ラーメンは
「ばりばり軒」、そして「ちゃるめら亭」の塩ベトコンラーメン、それ以外で
お手軽系は「スガキヤ」の肉入りラーメン、濃いめの味付けのラーメンと炒飯
が食べたい時は「うま屋」という感じで、ほぼ固定化していますが、たまには
他のラーメンも食べたいな、という時は通りすがりのお店も行きます。
※ とてもローカルな話で分かる人はそんなにいないでしょうけどね。
「三平」の厚切りチャーシューは焼き豚の端っこ(ヘタとも言います)の部分
が入っていて、味がよく染みて美味しいですが、年齢的には言っている焼き豚
を完食するのは、ちょっと厳しくなってきているのが、ちょっと残念です。
今はコロナの影響で、店内のレイアウトがちょっと変わっています。
「ばりばり軒」は新装開店した頃から行っていましたが、最近は塩ベトコンと
まぜベトを目当てに「ちゃるめら亭」に行くことが多いので、ご無沙汰ですが
一宮市内の豚骨ラーメンでは一番だと思っています。
豚骨を煮出す大釜が幾つも並べられていましたが、今でも変わらないのかな。
いつ行っても大体、満席なので徐々に足が遠のき始めました。
「スガキヤ」は愛知県人の県民食と言われたぐらいで、ショッピングモールの
フードコートには大体ありましたが、最近は少し店舗数が減っているみたいで
「スガキヤ」のないショッピングモールもあります。
高校生の頃は天ぷらラーメンが好きで、土曜日(私が高校生の頃はまだ土曜日
には授業がありました)のお昼に、午後からのクラブ活動に備えてスガキヤの
ラーメンを食べていました。かつおだしの効いた豚骨スープという感じの白い
スープで40年以上経った今になって食べても美味しいです。
ということで、ほぼお気に入りのラーメン店は決まっていますが、時には別の
お店に行くと当たりもあれば外れもあるので、どこかで新規開拓をしようかな
と思った時に、ロンブーの田村淳さんが、名古屋のローカルテレビ局の番組で
一宮に来て美味しいと言って食べていたラーメン店を見て、行ってみることに
したのが「尾張開化亭」というお店なわけです。
このお店は元々イタリアンのシェフだったオーナーが、いつかはラーメン店を
開店したいという夢を実現させたお店ということで、料理の道へと入る決意を
した時に、すでにイタリアンのシェフではなくラーメンを作りたかったという
ちょっと遠回りしたオーナーさんなんです。
お店の一押しはカルボナーララーメン。
豚骨スープのベースに卵のカルボナーラ感を活かして、チーズをかけて焼き豚
ではなく炙りベーコンが添えられています。
メンは細麺の自家製麺、自家製麺というと妙に力が入っていて、料理長さんの
熱く燃える思いが空回りしているところが多いように感じていますが、ここの
ラーメンはスルスルと食べやすく、想像以上にカルボナーラで美味しいです。
ラーメンと焼き豚炒飯のセット、ハンバーグ(ちょっと小ぶりです)の定食風
などにすると一人分で、1,500円ほどとちょっとお高めですが、美味しいので
また行こうと思っています。カルボナーララーメン単品は950円(税抜き)
過去には、伊勢エビラーメン5,000円など、期間限定のラーメンも出していて
今月のラーメンはクラムチャウダーベースの「クラちゃんらーめん」です。
詳しくはWEBで、 http://owari-kaikatei.p-kit.com/