4月22日、初代タイガーマスクの佐山サトルさんが、タイガーマスクとしての
デビュー40周年の記念大会「ストロングスタイルプロレス」後楽園ホール、で
去年9月以来のリングに上がるようです。
タイガーマスクとしては2年４カ月と短い活動期間で、1983年にはプロレスを
引退して修斗（シュート）を立ち上げていますが、プロレスに復帰してからは
各種のタイガー系のリングネームを使い、現在では初代タイガーマスクとして
体調の状態を見ながら活動しています。
2015年に狭心症を発症し、心臓手術をして2016年に復帰したもののプロレス
を出来る体調までに戻らなかったため再度療養を続けて、2020年から復帰し
気温の低い時は体調が悪くなるということで、暖かい時は大丈夫なようですが
ライバルだったダイナマイト・キッドは亡くなってしまい、残念です。
佐山サトルさんが引退した後は、全日本プロレスの故・三沢光晴さんが二代目
のタイガーマスクとして1984年にタイガーマスクデビューしました。
初代が新日本プロレスなのに対して、全日本プロレスなので正確には二代目と
いう表現はちょっと違和感がありますが、タイガーマスクというリングネーム
が両団体で被ったことはないので二代目で良いのかな。
1990年に二代目タイガーマスクはリング上でマスクを外して、三沢光晴さんに
なってからは個人的にタイガーマスクに興味は無くなってしまったので、それ
以降にタイガーマスクを名乗る人のことは知らないです。
タイガーマスクは実写版の映画にもなりましたが、タイガーマスクと伊達直人
の役をウエンツ瑛士が演じることを知り、そりゃダメだと思い、予告編を見て
完全にミスキャストだと思ったので見ませんでした。
全国39館で上映し、第一週で打ち切りになった映画館もあるほどのコケっぷり
だったので観に行かなかったのは正解だったと今でも思います。
という話はともかく、タイガーマスク＝佐山サトルさんの40年振り復活は凄い
ことだと思いますので、地上波での放送は無いと思いますが、YouTubeとかで
見せてくれないかな。