ブルース・スプリングスティーンが逮捕される

昨年10月23日に発表されたアルバム「Letter To You」が11カ国で初登場１位
になり、70代になっても尚ロック歌手として不動の人気を証明したアメリカの
歌手ブルース・スプリングスティーン。



現在71歳、1973年に「アズベリー・パークからの挨拶」でアルバムデピュー
してから今年で4８年になりますから、2023年には歌手生活50周年です。

アメリカでの圧倒的な人気の割りには、日本ではあまり名前が出てこないのが
ちょっと不思議な感じはしますが、ツアーで日本に来たことはあります。

Bone in the USAを連呼するヒット曲「ボーン・イン・ザ・USA」は、曲名と
曲の冒頭部分のイメージから、愛国歌と解釈しているアメリカ国内の保守派が
いて、そんな中でも極右というよりも差別主義のアホのトランプが大統領選挙
のキャンペーンに無断利用しようとしましたが、作品の元々の意味はベトナム
戦争に従軍した帰還兵の苦悩を歌ったものでありアメリカを褒め称える歌では
ありませんし、そもそも彼の支持政党は以前から変わることなく民主党です。

という話はともかくとして、アメリカの音楽界で「Big Boss」と呼ばれている
ブルース・スプリングスティーンが、昨年の11月14日にニュージャージー州の
国立公園で飲酒運転や無謀運転のために逮捕されていたようです。



アフリカ難民救済チャリティーとして故・マイケル・ジャクソンが中心になり
実施された「We are the World」プロジェクトにも参加して、社会貢献活動
にも熱心に取り組んでいる人ですが、なにがあったのでしょうね。



召喚されて近々、出廷する見通しということで、事故を起こしたわけではない
ので、収監されるようなことはないと思いますが、せっかく何度目かの絶頂期
だと評価されている時なので、早い時期に日常に戻れると良いなと思います。

アメリカでも新型コロナウイルスの感染は高止まりしているのでコンサートを
開催できる環境ではありませんが、逮捕によってテレビCMなどは止められた
ということなので、損害賠償なども含めて影響は少なくありません。