今年(2020年)は、コビット19の感染拡大影響によって、春のGⅠの頃から
無観客で開催されてきた競馬ですが、感染状況が落ち着いてきた(本当か?)
ということで、秋のGⅠ開催を前に観客を入れるようになりました。



元々、臆病な動物である馬は大観衆の歓声のみならず、罵声や怒声もあるので
それに怯えて実力を発揮できないこともあるという前提で考えれば、競馬場は
無観客の方が馬にとっては気持ちよく走れると思うので、感染症対策で観客を
入れないよりも馬のために観客を入れない方が良いのかも知れません。

とは言え、これからの50年間で観られるかどうかわからないレベルの偉業だと
言える無敗での三冠達成を現場で観たいという人が多いのもまた事実なわけで
JRAとしてはいろいろな葛藤はあったことでしょう。