日本においても医療崩壊が差し迫った課題として浮上していますが、年齢基準
で命の選別が行われることについては反対の立場です。
全国に医療機関を展開する徳洲会グループの基本理念「生命だけは平等だ」と
いう考えを少なくとも政治家は全員が持って欲しいと思います。
という話はこの辺にして亡くなったイルファン・カーンさんの話です。
インド人の俳優さんを知っている人はそんなには多くはないかも知れませんが
イルファン・カーンさんはイギリス映画やハリウッド映画にも何作か出演して
いて、最初に広く名前を知られたのはアカデミー賞作品賞などを受賞している
「スラムドッグ$ミリオネア」での警部役で「ジュラシック・ワールド」では
再生されたインジェン社のオーナーとして、インドミナレックスの掃討作戦に
ヘリコプターパイロットとして参加したものの墜落して死亡する役柄でした。
その後もハリウッド映画とインド映画、NHK制作の「東京裁判」などに出演後
神経内分泌腫瘍と診断されて療養しつつ、インドで活動していましたが、地元
ムンバイで結腸感染症のため亡くなりました。
コビット19ではなかったものの感染症ということで、人類はさまざまな感染症
を克服してきたとはいうものの、実際に根絶宣言が行われたのは天然痘のみと
いうことで、感染症は怖い病気なんだと思います。
厚生労働省と安倍政権は、全国の病院から約13万床のベッドを削減するように
指示通達を出し、感染症病床については全国で1,869床にまで削減されており
それがコビット19の感染拡大による医療崩壊の原因にもなっています。
危機管理=軍備と考える政治家では、今後の日本国民の安全は守れないことは
間違いないというように思っています。
インドの俳優イルファン・カーンさん死去
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