ウルトラQの話を書いたついでと言ってはなんですが、私が子供の頃に毎週の
お楽しみだったウルトラマンシリーズが、まさか50年以上も続くなんてことは
さすがに想像もしていませんでしたが現実に2019年現在、ウルトラマンタロウ
の息子であるウルトラマンタイガが放映されています。
私が子供の頃はウルトラマンは孤独な戦いを強いられ、ゼットンに殺された後
ようやくゾフィーが命を持ってやってくるという感じでしたが、ウルトラマン
タロウの頃から、ウルトラの父とかウルトラの母、ウルトラマンキングなんて
長老みたいな存在まで登場してウルトラマン一家(実の兄弟ではなく従妹とか
いろんな関係みたいですが、あまりその辺りはよくわかりません。)の物語に
なってきた頃から、さすがに興味が薄れて見ていませんでした。
ですから無垢で純真な(少々、誇張部分あり)子供の感性で、裏事情まで邪推
することなく喜んで見ていたのはウルトラマンA(1972年)まででしたね。
ウルトラマンタロウの時に私は11歳、小学五年生になって父や母や兄弟たちに
助けを求めるウルトラマンタロウのファザコン、マザコンみたいな設定に唐突
に嫌気がさしたみたいな感じで、その後のウルトラマンレオは見ていません。
それから時が経ち、いくつかのウルトラマンシリーズは見向きもしないままで
過ごしてきたわけですが、自分自身に子どもが生まれて一緒にテレビというか
レンタルビデオで再びウルトラマンシリーズを見たのがウルトラマングレート
で、スーツがピタッとしてカッコ良かったのと、ストーリーが地球環境保護を
テーマにしていたのがお気に入りで子供と一緒に見ていました。
さすがに子供も大人になりましたが、私が子供の頃から特撮や戦隊ものばかり
見せていたためか、現在でも仮面ライダーとか、戦隊もの大好きでフィギュア
を集める趣味にはまっています。
そんなわけで、私が子供の頃に見ていたウルトラマンを一緒に見ても違和感が
ないということになっていて世間で言われる親子の断絶みたいなのは皆無だと
いうのは良いことなんでしょうが、結婚に全く興味がないことに少々の困惑を
隠せないというのが正直なところです。
50歳を過ぎても、ウルトラマングレートのオープニングを見て京本政樹の歌を
聴くとワクワクしてしまうのですから、すごいコンテンツだと思います。